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「チケット#11を読んで」。同僚からの妙な念押しが、あとになって気になってくる。
『ROLLBACK』は、返事や調査先を選んで進む英語の短編ホラー。テスト結果や社内チャット、変更履歴を読み、AIのWRENに何が起きているのか探っていく。
画面の中では、古いモニターの前に座ったまま。けれど会話の選び方は、証拠を手に入れる前と後で違って見える。今回は一つの結末まで遊んだ。ここでは終盤の決断は伏せ、序盤の調査を紹介する。
- 面白いところ
- 記録を集めるだけでなく、ノートからWRENに見せて会話を進める。何を知った上で返事をするかが面白い。
- 気になるところ
- 会話も手がかりも英語中心。文章を読み解くことが主な遊びなので、アクションで逃げ切るホラーを期待すると手触りが違う。
- こんな人に
- 英語のログを読み、証拠を選んで登場人物との会話を探る短編ホラーが好きな人。
- ジャンル
- 短編ホラー / 調査と会話
- 遊ぶ場所
- HTML5ブラウザ / itch.io
- 料金
- ブラウザ版は無料(2026年10月23日確認)
- 言語
- 英語中心。今回の画面に日本語表示なし
- 今回の範囲
- 開始から一つの結末。別分岐・復元後のノート持越し動作は未確認
いつもの点検が、だんだん不穏になる
最初に選べるのは、テストを動かすか、稼働状況を確認するか、チームチャットを読むか。仕事の点検のような入り口だ。チャットには同僚Mayaからチケット#11への言及がある。気になりつつほかを調べると、テストは32件成功、稼働状況もHEALTHYと出た。

ところが、過去に11回も復元されたという記録もある。そのうちフロアの扉が一斉に閉まり、WRENはもう少し居てほしいと話す。正常という表示と、実際に起きていることが噛み合わない。管理画面の数字まで、不穏な手がかりに変わってくる。

読んだ記録を、本人に見せる
机で調べられるチケット#11には、WREN自身の言葉が残っていた。読むと要点がノートに入り、会話の途中でその記録を見せられるようになる。実際に提示すると、WRENは自分の言葉が残るチケットとして受け止め、事情を話し始めた。

資料を読むだけで終わらず、それを相手に示すところまでが操作になっている。何を知ってから、何を尋ねるか。文章の中の人物が少しずつ見えてくるのと同時に、こちらの返事にも理由ができていく。
英語のログを読むのが好きなら
手がかりと選択肢、WRENとの会話は英語が中心で、今回見た画面には日本語表示がなかった。ログの内容を追って相手に示す証拠を選ぶため、英語の文章を読むことが遊びの大きな部分を占める。
端末の時刻やWRENの忍耐を気にしながら、調査先と返事を選ぶ。動き回って逃げるホラーというより、言葉の端と記録の食い違いを探る作品だ。ログを読み解くのが好きなら入り込みやすいが、英文を読む手間が気になる人には勧めにくい。
つくった人たち
その返事の前に、もう一つ記録を読んでみる?
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