この記事の中をのぞく

宇宙人の秘密を告げる幼なじみに、映画のごっこ遊びだろうと返す。危ない告白なのに、返答だけはいつもの軽口。二人の温度差がおかしい。

『俺の鈍感が地球を救っている』は、幼なじみ同士の会話に地球侵略の話が入り込む、ラブコメSFの短編ADV。クリックで文章を読み、要所の選択肢を押す。

面白いところ
宇宙人だという告白を映画のごっこ遊びとして受け流す選択が、エイダの安堵というすぐ見える反応につながる。
気になるところ
選択肢に太郎の返答が長く書かれており、自由に言葉を選ぶというより、用意された掛け合いを読み比べる作り。
こんな人に
幼なじみ同士の軽口と、深刻なSF設定がかみ合わないラブコメを短く読みたい人。
俺の鈍感が地球を救っている
ジャンル
短編ラブコメ・SF ADV
遊ぶ場所
ノベルゲームコレクション / ブラウザ
料金
無料ブラウザ版
表示言語
日本語
今回の範囲
序盤の学校・昼休みの会話、最初の二択と直後の反応
作者記載
1周10~15分、3エンディング(未計測・未網羅)
作者のページで遊ぶ ↗

深刻な告白を、映画の話にすり替える

山田太郎は、幼い頃から隣に住む印部エイダと何をするにも一緒。彼女に顔を見ていた理由を聞かれると、目にゴミが入ったと答える。相手の言葉をまともに受け止めないやり取りが、登校中から続く。

登校中のエイダが主人公に顔を見ている理由を尋ねる会話場面
登校中、顔を見ていた理由を尋ねられる。

その後、エイダは地球侵略に来た宇宙人だと明かし、正体を見られたら目撃者を処分しなければならないと慌てる。ここで出る二択は、そんな話を正面から「聞いてない」と返すか、話題の映画のごっこ遊びとして扱うか。私は後者を選んだ。

侵略者だと正面から受け止めるか映画のごっこ遊びとして受け流すかの二択
正面から聞くか、ごっこ遊びとして受け流すか。

太郎が呆れたように笑うと、エイダは分かりやすくほっとした表情を浮かべる。彼女の大げさな秘密と、太郎の鈍感な受け止め方がすれ違い、ひとつの選択が会話の空気をすぐ変える。

選択後、エイダがほっとした表情を見せる場面
受け流した返答の後、エイダの表情が和らぐ。

短い会話の返答から、二人の関係を読む

面白さは、宇宙人という大きな設定を、幼なじみ同士の気安い会話に落とし込むところ。選択肢の言い方自体が太郎の鈍感さを表し、その返答にエイダの表情が応じる。

軽口の中で表情が変わるラブコメを読みたい人に合いそう。選択肢そのものが太郎の長い台詞になっているので、短い「はい/いいえ」ではなく、どちらの言い方で返すかを楽しめる。

つくった人たち

制作
TOBAE ↗

「宇宙人だ」と告げる彼女に、映画ごっこと返す。直後の安堵までを確認。

俺の鈍感が地球を救っている を遊ぶ ↗

このゲームへ、ひと票

気になるところ、好きなところ。

遊ぶ前の気持ちも、遊んだあとの「もっと」も。答えたい欄だけ、ボタンでどうぞ。

どちらの返し方を選びたい? —
序盤で気になったのは? —
この後、何を見てみたい? —

各欄ひとつ。もう一度押すと取り消せます。名前や文章の入力は不要です。

ひと票を読み込んでいます。

このゲーム、どうだった?

気になったところや、遊んでみた感想をひと言。メールアドレスは不要です。

読み込んでいます。

投稿とプライバシーについて
ゲーム帖の表紙へ