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23:40の時計が光る青灰色の窓口。少女の言葉は謎めいているが、最初に聞ける話は小さな記憶から始まる。

「子供の頃」を選ぶと、返ってきたのはおもちゃ付きのお菓子の話。欲しかったわけではないのに、買ってもらった物を今も飾っているという。何気ない具体物が、少女を知る糸口になった。

面白いところ
質問の話題を選ぶと、5歳頃のお菓子の思い出や無遅刻無欠席という返事が現れる。小さな情報から少女を知っていく対話の導入。
気になるところ
夜の窓口で質問と返事を重ねる、静かな導入。作者は自死を想起させる表現を含むと案内している。
こんな人に
静かな夜の雰囲気や、短い会話の積み重ねから人物を知るノベルが好きな人。
明日を落とした少女
制作
ヨアケドリ観測所(ヨアケドリ観測所@ゲーム個人製作)
遊ぶ場所
ノベルゲームコレクション/ブラウザー
料金
無料
表示言語
日本語
公式ページの目安
2エンディングを合わせて約15分(作者記載)
今回の範囲
導入と質問二つの返答まで。ほかの質問・結末・音声は未確認。
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話題を選ぶと、小さな記憶が返る

作品ページの説明では、閉まる直前の駅の遺失物保管所を訪れた少女が「明日がないんです」と話す。ゲームを始めると23:40の時計が表示され、駅員として会話に入る。

23:40の時計が表示された青灰色の駅の遺失物保管所とタイトル。
閉店間際の遺失物窓口から始まる。

質問メニューには、子供の頃、学校、友達、家族、最近のことなどの話題が並ぶ。今回は「子供の頃」を選択。少女は5歳くらいの時、おもちゃ付きのお菓子を手に取り、買ってもらったことを話した。欲しかったわけではないが、今もカレンダーと一緒に飾っているという。

少女の前に『子供の頃』『学校について』『友達について』『家族について』『最近のこと』などの質問項目が並ぶ。
質問する話題を選び、少女の返事を聞く。

学校の話にも、短い返事が続く

続けて「学校について」を選ぶと、学校へは毎日通っていたかという質問が出る。返事は「はい、無遅刻無欠席です」。相手のことを一度に説明するのではなく、質問の選択と返答を積み上げる作りだ。

少女が『はい、無遅刻無欠席です』と返答している会話画面。
選んだ質問に対する短い返答。

夜の時計や窓口の静かな画面と、小さな記憶の話が並ぶことで、少女の謎を急いで解くより、会話から少しずつ知っていく導入になっている。

会話から人物を知る短編が好きな人へ

質問を選び、返事の細部から人物を知っていくノベルが好きな人に合いそう。学校へは毎日通っていたという短い返答からも、さらに話を聞きたくなる。今回は二つの話題までで、結末は見ていない。

つくった人たち

遺失物窓口の時計と、少女が話す小さな記憶。

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