この記事の中をのぞく
会社の端末には、新聞も、油田の資料も、帳簿もある。気になる報告を開きながら、一週間の計画を詰めていく。
『DRILL!』は、1991年風の画面で石油会社を運営する経営シミュレーション。ニュース、地質資料、掘削サイト、販売、市場レポートを読み、限られた現金で次週の計画を立てる。
操作の中心は画面を行き来して材料を集め、週次精算の前に決めること。採掘量だけを増やすより、費用と安全をどう配分するかが問われる。
- 面白いところ
- 供給と需要のニュースが逆向きに出る。資料を読み、掘削率を抑えて安全へ予算を回し、販売と週費用までつないで考える。
- 気になるところ
- 複数画面の英語を読み、数字を比較する時間が多い。手早い操作を楽しみたい人や、日本語の案内を頼りに遊びたい人にはとっつきにくそう。
- こんな人に
- ニュースの含みや生産・安全・現金繰りを見比べる経営シミュレーションが好きな人。
- ジャンル
- 石油会社の経営シミュレーション
- 遊ぶ場所
- ブラウザ / itch.io
- 料金
- 無料ブラウザ版
- 表示言語
- 英語UI(公式説明は英語・韓国語)
- 作者案内
- 12週間・純資産目標1500万ドル。今回は固定チュートリアルの第1週をプレイ
- 今回の操作
- ニュース/資料確認、掘削率と安全予算調整、既存在庫販売、週次精算
ニュースを一つに決めつけず、地質も読む
W01の市場画面には、輸出ターミナルのストライキで供給が減る報告と、製油所の注文が12%落ちて需要が減る報告が並ぶ。どちらも油価への圧力を説明するが、向きは反対。片方を見て先の価格を決め打ちできない。

地質資料では米国サイトの圧力や摩耗、ナイジェリアとの違いも確認できた。画面を渡り歩いてニュースと資料をつなぐことで、掘削を増やすか、安全側へ回すかの判断に材料が増える。
生産を少し抑え、安全予算を上げる
米国の掘削率は60%から50%へ下げた。安全予算は75%から85%へ。計画画面の事故率の見込みは22.5%から17.1%、さらに9.3%へと下がる。一方、推定産出も減る。安全に予算を回すと、その分の費用は上がる。


最終的な週の推定産出は4万2000バレル、運営費用は198万ドルになった。生産を増やす設定だけが正解ではなさそうだ。精算ボタンを押す前に、今週引き受けるリスクと支払いを見比べる。
在庫を売った現金は、週費用を払う
精算前に在庫4万バレルを1バレル50ドルで売ると、200万ドルが現金へ入った。新たに掘った油は精算後の在庫になるので、そのままでは今週の支払いに使えない。費用198万ドルを差し引いた第2週の現金は1002万ドル。在庫には新しい油4万2000バレルが入り、週報には「事故なし」と出た。

数字を読むのが好きで、ニュース・現場・帳簿をつないで考えたい人に向く。今回遊んだのは保存されない固定チュートリアルの一週だが、油を持っていることと、使える現金があることの違いははっきり見える。
つくった人たち
報告を読み、掘る量と安全の配分を決める。
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